悪いんだけどさ…5万円くらい貸してもらえない?
みなさんはお付き合いしている男性からこのように言われたことはありますか?
大好きなパートナーからこんなことをお願いされると心が闇に包まれてしまいますよね…。
お金の貸し借りというのは心理的な影響や関係に影響を及ぼす可能性があります。
この記事ではお金を貸してほしいと言ってくる彼氏の心理や理由、どのように対応すべきかについて書いていきます。
お金を貸してほしいと言ってくる彼氏の心理とは
お金を貸してほしいと言ってくる男性の心理は一体どのようなものなのでしょうか。
借金に対する抵抗感が低い
借金に対する価値観は家庭環境や友人関係で大きく異なります。
親から「どんなに親しくてもお金の貸し借りはしてはいけない」と言われて育った…なんて方もいるのではないでしょうか。
しかし、家庭によっては「親子間・兄弟間で普通にお金の貸し借りをしてきた」というパターンもあるのです。
(しかも返ってきたかどうかすらもあやふやだったり…。)
そんなゆるい金銭感覚の家庭で育った男性は「人からお金を借りる」ということのハードルが平均よりも低い傾向があります。
あなたのことを信用しているから
「お金を借してほしい」と申し出ることは誰にとっても恥ずかしいものです。
特に男性は自身のプライドを傷つけたくないため、彼女に借金をすることにも抵抗感があるはず。
彼氏があなたに頼るのは、あなたに対する信頼と安心感の表れなのかもしれません。
また、親や友人と疎遠になっておりあなたしか頼れる人がいない可能性も。
あなたのことをナメているから
1つ前の項目と似て非なるものですが、残念ながらお金を貸してほしいとお願いしてくる男性はあなたのことをナメている可能性もあります。
- この子は自分にベタ惚れなので、ちょっとくらいお金を借りても好きでいてくれるだろう
- 多少のワガママは許してもらえるだろう
などという気持ちです。
あなたの経済状況や感情を無視して自分の欲望を満たすためだけにお金を借りようとしている場合、今後の付き合い方も再考する必要があるかもしれません。
どうするのが正解?お金を貸してほしいと言ってくる彼氏への適切な対応とは
なぜお金が必要なのかを確認
まず最初に、なぜお金が必要なのかを明らかにしましょう。
急病や事故などの緊急の出費があったときや教育や職業訓練への投資など、ポジティブな理由であればお金を貸してあげることを検討してみても良いかもしれません。
けれど旅行や飲み会など娯楽のための用途であれば貸してあげるのはやめておいた方が無難です。
理由も聞かずに言われるがままお金を貸すのは絶対にアウト!
理由を聞いて答えたがらなかったりムッとするようであれば今後の関係性も考えた方が良いかも…。
相手の経済状況を把握する
お金を貸すのは嫌なものですが、これを機に相手の経済状況を知っておくのも良いかもしれません。
- 毎月の給料はいくらなのか
- 借金やローンの返済は毎月いくらなのか
- 家賃や携帯代などの固定費のおおよその金額
これらを確認することで、あなたが貸したお金がいつ帰ってくるのか目途が立てやすくなります。
自分を守るための対策も検討しましょう
お金を貸す際は自分を守るための対策を立てておくことも重要です。
具体的には以下のような手段が有効になります。
- LINEやメールで「お金を貸してほしい」と言われた履歴を残しておく
→「いつまでに返す」という言葉も文章でもらっておきましょう。 - 現金の手渡しではなくPayPayや振り込みなど、貸した記録の残る形でお金を渡す
- 契約書や借用証明書を用意する
これらの対策をしておくことでお金を貸す際の条件を明確に出来るだけでなく、お金を貸した後に別れてしまったので貸したお金がうやむやになってしまった…などというラブルを未然に防ぐ効果も。
契約書や借用証明書なんて大げさな…と思われるかもしれませんが、大げさだからこそ相手にお金を借りるということの重要性を分からせ、気軽にお金を借りづらい雰囲気を作ることができます。
根本的な解決策を見つける
お金を貸すことは確かに一時的な支援としては有効かもしれません。
ですがもし彼が以下のような問題を抱えている場合はどうでしょう?
- そもそもの収入が低い
- 家賃や携帯電話などの固定費が高すぎる
- 趣味にお金をかけすぎている
これらの問題を抱えていた場合、転職や引っ越し、格安SIM携帯にの変更などを提案してみるのも2人の未来のために大いに役立つのではないでしょうか。
彼氏にお金を貸す際の注意点
すぐに貸すのはNG!決断するのは冷静になって考えてから
彼氏から「お金を貸してほしい」と言われたときは急いで決断せず、まずは冷静に考えましょう。
あなた自身の経済状況や、お金を貸したことによって滞ってしまう支払いがないかなどををよく検討し、その後に判断を下すことが大切です。
即座にお金を貸してしまえば、借りる側のハードルが下がってしまうことにも繋がりかねません。
可能であれば何日かゆっくりと考える時間を持ちましょう。
金額と条件を明確にする
お金を貸す場合、金額と返済条件を明確にしましょう。
貸した金額や返済スケジュールを事前に話し合い、文書にまとめることが望ましいです。これにより、認識の違いやトラブルを未然に防ぐことができます。
何回もお金を貸してと言ってくる彼氏。どのように対応すべき?
短い期間に何回もお金を貸してほしいと言ってくる場合は注意が必要です。
ここではそういった場面でどのような対応をするべきか解説していきます。
お金の使い道を再度確認
お金の貸し借りにおいて最も重要なのは透明性。
お金が必要な理由や返済の目途があなたに説明した通りのものであるか再度確認しましょう。
借りる理由に嘘が混じっていた場合、今後の関係性を見直す必要があるかもしれません。
お金を返すための努力をしているか確認
彼は、あなたにお金を頻繁に借りているにも関わらず今までと同じ頻度で飲みに行ったり趣味の買い物を続けてはいませんか?
お金を借りている立場でありながら今までと同じ生活をしているのであれば、将来お金のことで苦労する生活にもなりかねません。
あなたにお金を返すために節約や副業などの努力をしているかしっかり見極めましょう。
断る勇気を持つことも必要
何度もお金を貸すことがあなたにとって負担となる場合、断る勇気を持つことも必要です。
大好きな彼が困っているのにお金を貸さないというのは苦しい選択かもしれませんが、時には「NO!」と言うことも自分を守るために正当な選択だと知っておきましょう。
好きだけど…お金を貸してと言ってくる彼氏とは別れるべき?
お金を貸してと言ってくる彼と別れるべきかどうかはケースバイケースですが、以下のポイントを考慮すると決定を下しやすくなります。
彼のお金の貸し借りに対する姿勢は?
お金の貸し借りに当たり、誠実さや努力が感じられるかどうかを検討しましょう。お金を借りる理由がやむを得ないものだったり、明確に返済の意思があるかどうかが重要です。
最終的には自分自身の幸せを優先することが大事
あなたの人生で最も重要なのは、あなた自身が幸せになることです。
お金の問題が2人の関係性を悪化させ改善の見込みがない場合はお別れして自分の幸福を最優先に考えるべきです。
逆に「たとえ貸したお金が返ってこなくても好きなものは好きなんです!」という場合はそれもまた1つの正解なのではないでしょうか。
まとめ
彼氏が繰り返しお金を貸してと言ってくる場合、その理由をきちんと確認したうえで時間をかけて検討することが大切です。
お金を貸すための条件を決め、彼がそれを素直に守って返済してくれればそこまで大きな問題ではないのかもしれません。
しかし、頻繁にお金を貸してと頼まれることで関係に悪影響を与える場合や、彼の誠実さや返済のための努力に疑念がある場合は自分のことを最優先に考え、関係を見直すことも検討すべきです。
彼と楽しくお付き合いを続けていくためにも、普段からお金に関する感覚や将来の計画を共有しておくようにしましょう。
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