ヒモを養いたい！年収いくらだったら足りる？実際の経験も踏まえてお伝えします

もう私が養うから好きに生きろ！ …でも、ヒモを養うにはいくら年収が必要？

• ヒモが働くそぶりを見せない。でも別れたくはない。
• じゃあもう、私が養うしかないじゃない。
• そのためには一体いくら稼げば良いの？

このサイトのアクセス解析を見ていると目立つのが「ヒモ　養う　年収」という検索キーワードでサイトを訪れている方々の存在。

正直アクセス解析を見るだけで

みんな、苦労してるんだあ…。あなたは1人じゃないよ…（号泣）

と涙がちょちょぎれてしまう今日この頃です。

そこで今日は、ヒモを養うのに必要とされる年収と、私の過去と現在の実際の家計簿を公開。

一体いくら稼げばヒモを養うことができるのか？

に迫りたいと思います！

夫婦二人で専業主婦（夫）がいる場合の平均年収って？

私の経験をお話しする前に、全国の平均データから見てみましょう。

総務省の「家計調査年報（家計収支編）2021年（令和3年）」によると、夫婦二人で専業主婦（夫）がいる場合の、1ヵ月あたりの平均実収入（いわゆる手取り金額）はおよそ55万円とのこと。

……………………………………。

ごじゅうご…。

え、手取り55万って普通に厳しくないですか？

額面で70万…ってコト！？

年収でいうとボーナス含めて1,000万オーバー…ってコト！？

ちなみにこちらは「平均値」をもとに計算した数値であり、2021年度の調査では「中央値」が公表されていないようです。

でもよく考えたら2人で働けば大体そのくらいの世帯年収になるような気もするので、ヒモの分の労働の穴を埋めると考えると妥当なのかもしれません…。

安心してください！生活レベルによってはもっと低い収入でもヒモは養えます！

ここからは私の過去と現在の年収と生活レベルを交えながら、それぞれの家計簿を紐解いていきたいと思います！

実例1：新卒底辺デザイナー編【年収300万】

• 新卒＆地方の制作会社だったので給料は手取りで17万円程度。
• 田舎なので家賃は4万円。（広め1K）
• ボーナスは無し。
• 昼のお弁当と夕食はヒモの手作り。

大学を卒業して最初に入社した会社で労働しつつヒモを養っていた時代です。

手取りは田舎の新卒らしく低めですね。

それにしても、新卒女子に寄生するとかほんとクズ☆

それでは収支を見ていきましょう。

収入

支出

というわけで、当時の収支はだいたい毎月プラス2万円ほどでした！

ここからはポイントを解説していきます。

ポイント01　旅行・外食は無し

新卒でヒモを養っていた激ヤバ時代は2年弱続きましたが、マジで2年間1回も旅行行ってないです。

外食も3か月に1回ラーメン屋行くとかそんなん。ラーメン屋以外の記憶がない。

ポイント02　友達との遊びも無し

当時の私にとってヒモが世界のすべてでした。

友達と会うと「別れろ」とか「もっと良い人がいる」とかうるさいアドバイスで耳が痛いので友達とも疎遠に。

誘われても断ってさえいた気がする。

ほんとごめん、当時の友人たち…。

友達と遊んだのも2年間で数える程度だったな…。

ポイント03　休日の過ごし方

旅行もいかず、友達とも遊ばず、休日何をしていたのか？

もうだいぶ昔のことなので記憶が薄いのですが、以下のようにして過ごしていたと思います。

• 公園でキャッチボール
• 散歩
• コンビニでジュース買って海を眺める
• アニメを見まくる
• ポケモンやモンハンなどのゲーム

「生きてて楽しいの？」という声が聞こえてきそうですが、なんとめちゃくちゃ幸せでした。

ヒモのこと大好きだったのと、いわゆる「普通の」お付き合いがどんなもんか知らなかったので、これが自分の幸せの上限値だと思っていた節があります。

ポイント03　意外と貯金はあった

このように、一切の娯楽も人付き合いも捨て、平日のお昼はヒモがこさえてくれたお弁当を食べる生活を2年弱続けていた結果、まさかの貯金が100万貯まりました。

このように、何もかもを捨て去れば手取り17万でも普通にヒモを養い、貯金まですることができます。

例が極端すぎる気もしますが…。

実例2：中途中堅デザイナー編【年収550万】

実例1の時代から10年ほどの時が流れました。

10年間の間にヒモと別れたり、結婚したり、ヒモが働いて共働きになったり、またヒモになったりと色々あったなあ…。

• 何回かの転職を経てキャリアを積み、給料は手取りで28万円程度に。
• 家賃は8万円。（1LDK）
• ボーナスあり。副業も少々。
• 車あり。
• フルリモート職＆地元とは縁もゆかりもないところに住んでいるため、相変わらず交際費はゼロのまま。

収入

支出

というわけで、現在の収支はだいたいプラマイ0です！

ってオイイィィィィィィィ！！！！！！
給料上がったのにしっかり昔より悪化してるじゃねえかァァァァァ！！！！！！！！！！！

と、懐かしの銀魂腐女子ツッコミが聞こえてきそうですね。

どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。

ポイント01　レジャー費の増幅

上にも書いたように、ヒモにも一応まともに社会人をやっていた時期というものが存在します。

そしてその時に2人でハマっていたのがライブやフェスなどの音楽イベント。

好きなバンドを追いかけて遠征ついでに旅行する…みたいな遊びを覚えました。

で、そのときの習慣が抜けきれず、無職になってもアクトがアツいフェスを見つけると行きたがるヒモ。

そして、行きたいフェスに行けないのはかわいそうなので2人分の旅費とチケットを手配するワイ。

このような理由で、クレジットカードとレジャー費が大幅アップしてしまいました。

ポイント02　毎月の赤字分はボーナスで補填

これ、全然良くないんですけどね…。

今は年2回のボーナスで赤字分を補填したり、株を買ったりつみたてNISAに回したりして何とかやりくりしている状況です。

毎月の決算は赤字ですが、貯金は毎年50万くらいでしょうか…。

ポイント03　副業収入でなんとか生きてる

デザイナーとして10年も仕事をしていると、横のつながりで簡単なアルバイトにありつけることも増えてきました。

私の場合はホームページやチラシの制作などですね。

こちらは月0円のときもあれば10万のときもあるので、平均して大体月2万円としました。

で、結局ヒモを養うには年収いくら必要なの？

人生の彩りをそぎ落として田舎に住めば手取り17万でもヒモを養うことはできますが、

ヒモを養いながらリビングと寝室がある家に住み、車を持ち、趣味も楽しむのなら手取り33万～35万は欲しい！というのが私の結論。

手取り月35万*12か月+ボーナス2か月分＝560万円なので、

額面でいうと年収750万円くらいあればそこそこ余裕をもってヒモを養うことが出来そうです。

※あくまで私の場合。

まとめ

ヒモを養うなら

手取り33万～35万は欲しい！

というのが私の結論です。

ちなみに私は洋服にもあまり興味が無いので衣料費も0、友達ももう子ども産んでたり遠くに住んでたりで交際費も0です。

「私はもっと可愛い洋服欲しいし友達とも遊びたい！」

という方はもっと稼ぐ必要がありそうですが、そういう方はヒモ飼うのには向いてないような気もします。

色々と文句は言いつつも、

ヒモと遊ぶのが趣味だから他はどうでも良いや

と、様子のおかしい感性を持った人間じゃないと、途中で苦しくなってしまうと思うので…。

他にヒモを養っている方がもし居たら、コッソリ毎月の収支を教えていただけると嬉しいです！笑